腰痛治療の効果
2006年03月09日
先日治療した腰痛の症例を紹介します。
50歳代女性、主訴、腰痛。
2、3ヶ月前から、徐々に腰が重たくなる感じが出てきた。
思い当たる原因はなく、最初は腰がちょっと重たい程度だったが、徐々に痛みになってきている。
最近は、朝起きるときが最もつらく、腰を伸ばすことがかなりつらい。
しかし、動いているうちに少しずつ楽になってくる感じがある。
変形性関節症も疑われる症例でしたが、腰部・骨盤・股関節の機能を向上させるカイロプラクティック治療を行い、3回で結果が出なければレントゲンを撮って詳細に調べましょうと伝え、治療を行いました。
この方は、背骨の彎曲がかなり減少した状態になっていて、背骨の一番下にある第5腰椎/仙骨間の関節の動きが著しく低下していたため、この関節を動かす治療をメインにし、さらに周囲の筋肉のバランスを改善させました。
3日に一回の割合で治療し、4回目の来院時には腰痛はまったくなしの状態まで改善しました。
4回目来院時に、この患者さんが言ったのは
『腰もすごく楽になったのですが、それ以上に歩くのがとてもスムーズになったんです。前は、歩くときにつまづいたりすることが多かったのですが、スムーズに足が出る感じがします。』
患者さん自身も腰痛に気を取られて、歩行時の問題はすっかり忘れていたそうですが、実際に歩いてみてその変化にビックリしたそうです。
この患者さんの場合、腰と股関節を結んでいる大腰筋にも問題を抱えていました。
この筋肉は腰痛に関わることが多い筋肉ですが、歩くときにも重要になる筋肉です。
腰の治療をすることで歩くのが楽になる、そして歩行のメカニズムが改善されれば腰への負担も少なくなるので、とてもよい傾向だと思います。


