腰痛

2006年05月23日

ギックリ腰が流行る季節 急性腰痛

春先や秋口など季節の変わり目には、ギックリ腰などの急性の痛みの患者さんが増えます。
実際、4月・5月にはかなりのギックリ腰患者さんがみえました。
これにはどのようなことが関わっているのでしょうか?


ギックリ腰

ギックリ腰を起こす原因には様々ありますが、最も多いのは『中腰で物を持ち上げた際に、グキっと捻った』ではないでしょうか。
その他にも、くしゃみをした際に腰にきた、などの訴えをされる方もいます。
しかし、これらのことは『ギックリ腰の原因』というより、『ギックリ腰のきっかけ』というほうがより正確ではないかと思います。







中腰で物を持ち上げた際にギックリ腰になった方のお話を聞くと、『普段から仕事で中腰で作業しているのに、なぜ今回だけ・・・』と訴える方も少なくありません。
これは中腰作業が必ずしも原因ではなく、他にも様々な要因が絡んでいると考える方が自然です。


春先には、気温の上昇によって、身体の中では様々な反応が起こります。
発汗量の変化によって体内の水分量も変化しますし、それによって椎間板など水分を含んだ組織にも影響がでます。
これは身体のストレスとなり得ます。
季節の変わり目には、身体にも心にもストレスが生じやすくなります。
春先に多い心のストレスとは、転勤によるもの、就職直後のストレス、新入社員が入社してきたことによるものなど様々考えられます。

これらのストレスが溜まって、心身ともに疲弊した状態にちょっとした刺激(中腰作業やくしゃみなど)が加わることによって、ギックリ腰が起こりやすくなるのではないかと考えられます。
つまり弱った状態に、中腰作業などのきっかけが加わって、ギックリ腰が起こるわけです。

ですからカイロプラクティック治療では、痛みを起こしている部分だけでなく、患者さんの身体全体を診て治療を行なっていきます。
患者さんの身体に起こっているストレスを評価して治療していくことが、より早く改善できると考えています。
chiro_com at 18:13|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年04月04日

妊娠すると、骨盤がズレる?

妊娠すると骨盤がズレる。』ということを、テレビなどで時々言われているのを耳にします。
これって何なのでしょうか?
どんな状態になってしまうのでしょうか?
そんな話をしてみたいと思います。


妊娠すると、体の中では出産に備えて様々な反応が起こります。
そのひとつが、骨盤が広がるということです。


骨盤
骨盤が広がるのは、胎児を体から外に出すのに必要なことです。
これにはホルモンが関係しています。
妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌されます。
リラキシンは関節を支えている靭帯を弛緩させる働きがあるのです。


このリラキシンの作用によって骨盤の関節(仙腸関節といいます)が広がっていくのです。


出産すると、このホルモンは分泌されなくなります。
そして骨盤は元の状態に戻ろうとするのですが、この際に間違った位置で骨盤が固定されてしまったり、関節の動きがおかしくなったままになってしまうのです。

この状態をわかりやすく言うと、『骨盤がズレた状態』になります。


実際、妊娠中や出産後に腰痛を訴える方は多いのです。
これは骨盤の関節(仙腸関節)の機能が妊娠・出産によって狂ってしまうためのケースが多いようです。


骨盤が狂った状態になっていたら、カイロプラクティック治療が最も適しています。
カイロプラクティックで骨盤の関節を元通りにして、また健康的な生活を送りましょう。
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2006年03月09日

腰痛治療の効果

腰痛

先日治療した腰痛の症例を紹介します。


50歳代女性、主訴、腰痛。
2、3ヶ月前から、徐々に腰が重たくなる感じが出てきた。
思い当たる原因はなく、最初は腰がちょっと重たい程度だったが、徐々に痛みになってきている。
最近は、朝起きるときが最もつらく、腰を伸ばすことがかなりつらい。
しかし、動いているうちに少しずつ楽になってくる感じがある。

変形性関節症も疑われる症例でしたが、腰部・骨盤・股関節の機能を向上させるカイロプラクティック治療を行い、3回で結果が出なければレントゲンを撮って詳細に調べましょうと伝え、治療を行いました。

この方は、背骨の彎曲がかなり減少した状態になっていて、背骨の一番下にある第5腰椎/仙骨間の関節の動きが著しく低下していたため、この関節を動かす治療をメインにし、さらに周囲の筋肉のバランスを改善させました。


3日に一回の割合で治療し、4回目の来院時には腰痛はまったくなしの状態まで改善しました。
4回目来院時に、この患者さんが言ったのは

『腰もすごく楽になったのですが、それ以上に歩くのがとてもスムーズになったんです。前は、歩くときにつまづいたりすることが多かったのですが、スムーズに足が出る感じがします。』

患者さん自身も腰痛に気を取られて、歩行時の問題はすっかり忘れていたそうですが、実際に歩いてみてその変化にビックリしたそうです。


大腰筋

この患者さんの場合、腰と股関節を結んでいる大腰筋にも問題を抱えていました。
この筋肉は腰痛に関わることが多い筋肉ですが、歩くときにも重要になる筋肉です。
腰の治療をすることで歩くのが楽になる、そして歩行のメカニズムが改善されれば腰への負担も少なくなるので、とてもよい傾向だと思います。


chiro_com at 18:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年03月03日

ギックリ腰 急性腰痛

少しずつ暖かい日が出てきましたね。
最近、ギックリ腰で来院される方が多いように思います。


ギックリ腰

季節の変わり目というのは、ギックリ腰など急に体調を崩す方も多くなります。
これには様々な原因があります。

例えば、気温が変化することによって、体の中の水分量が変化します。
発汗の状態も変わりますし、不感蒸散(体の表面から知らず知らずの内に水分が蒸発していくこと)も変化します。




このように体の水分量が変化すると、豊富に水分を含んでいる椎間板や、膝の半月板などが影響されて、バランスが悪くなるのです。

そこにちょっとした『きっかけ』が加わると、ギックリ腰など急激な症状を起こしやすくなるのです。

ギックリ腰をもっと詳しく⇒ギックリ腰の話


また、気温の変化は自律神経に影響します。
自律神経の乱れは、何となくダルイなどの不定愁訴の原因となる可能性があり、そのほかにも様々な症状を起こしやすくなります。


ギックリ腰などの筋肉や骨格に関わる痛みや、自律神経のバランスの悪化には、カイロプラクティック治療が最適です。
特にギックリ腰に対するカイロプラクティックの治療効果は、様々な文献で支持されています。
カイロプラクティック治療で、季節の変わり目を乗り越えましょう。
chiro_com at 13:08|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年03月02日

脊椎すべり症 脊椎分離症 腰痛 スポーツ障害

腰痛

脊椎すべり症というのは、1つの背骨が前にすべったような状態になっていることです。
多くのすべり症では、脊椎分離症を伴っています。
脊椎分離症というのは背骨の一部が疲労骨折などによって分離している状態で、これによって背骨が前に移動し、すべり症となるケースが多いようです。
すべり症は腰椎に起こりやすく、運動選手に多く見られます。

X線検査で見つかる脊椎すべり症の約半数は、全く症状がありません。
そのため、脊椎分離症や脊椎すべり症は偶然見つかることが多く、必ずしも腰痛の原因となるわけではありません。

私自身、すべり症を持っていますが、常に腰痛を抱えているわけではありません。
時々腰が痛くなる程度です。

すべり症では、背骨が前にすべったから痛いわけではありません。
背骨と背骨を繋ぐ関節の動きが悪くなり、関節機能が低下した際に痛みとして起こるのです。

カイロプラクティックでは、背骨の動きを改善するように、すべり症を治療していきます。
文献によると、普通の腰痛でも、すべり症による腰痛でも、治療に要する期間・治療効果は同じくらいであるとされています。

腰痛にはカイロプラクティックをお試しください。
chiro_com at 12:00|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)